昔の人がモノを捨てなかった理由とは

つぶやき・日常

私は極力自分の持ち物を減らしたいタイプです。

少ない持ち物で生きていけたらどんなに楽か。

きっと掃除も楽だろうし、家の中の景色も格段に良いに違いない(人´ω`*)

そんな暮らしに憧れ始めて早15年。

家の中は、全く片付いておりません笑

親世代はモノを捨てない

アラフォーの私の親世代とは、大体60〜70代くらいでしょうか。

そもそも、所有物を「捨てる」という認識そのものがなさそうです。

え、使えるモノを捨てる?

なんで?もったいない!!

たぶん、こんな気持ちなんだろうなぁ。

いつか使えるかもしれないとか、誰かにあげたら使ってもらえるかもしれないとか、とにかくモノを最後まで使い切りたいのだろうと思います。

他人事みたいに書いてますが、もちろん私にも、もったいない精神はありますよ。

だけど、今の時代、もったいないを理由にモノを捨てることをためらっていると、将来はゴミ屋敷まっしぐらになってしまうような気がしているのです。

昔の生活

私の父はかなり変わっていて、「昔」大好き人間です。

意見がぶつかると、二言目には「昔はこうだった」と言い、現代を生きているのにも関わらず、なぜか「昔」に照準を合わせようとします。

父の言う「昔」とは、おそらく、自分の幼少期とか?

昭和30〜40年代とかのことでしょうかねぇ。

父の話を聞いていると、そのころ父の実家は大家族で、貧しい生活をしていたとか。

この「貧しい」というのが、モノを捨てなかったひとつの理由なんじゃないかなぁと思います。

新しいものを買う金銭的な余裕がないから、辛抱して古いものを使い続ける。

本来はゴミなんだけど、うまく工夫したら別の使い道ができそうだから、捨てずに再利用してみた、などなど。

おそらく当時は100円ショップなどもなかったと思うので、何かを買おうと思っても、気軽には買いにくいお値段で、だからなるべく買わなくて良いよう今あるものを大切にしてきた…とか。

モノを捨てることはほとんどないけれど、新しいものもほとんど入ってこない。

うん、上記のような状況なら、簡単にモノを捨てられない気持ちもよく分かります。

少しでも、今あるお金を大切にするために、辛抱してモノを大切に使い続けるというのは、合理的でしょう。

だけど、現代はどうでしょうか?

現代は安いお店も”オマケ”もたくさん

父の語る「昔」と比べて、今は物質的にかなり豊かな時代になっているのではないかと思います。

100円ショップやドラッグストア、激安スーパーなどもありますし、

とりあえず私たち家族親族、お金持ちとは言えないかもしれないけれど、貧しいとも言えない中流階級程度の収入があります。

モノを大切に使い続けるのは素晴らしいことだとは思うのですが、現代社会の中流階級家庭では、買い物を趣味にしている人も多いと思うし、最近では何かと”オマケ”といって、余計な小物をもらう機会も多いです^^;

あと、同じく捨てられないタイプの人から、「もう使わないからあげる」と言った感じで中古品をもらい受けることもしばしばあります。(受け取らなきゃいいだけの話ですが…)

昔と比べて現代は、身近にモノが溢れているわけです!

気を抜くと、どんどんどんどん家の中にモノが入ってくるわけです。

そしてそれを捨てずにいると、あっという間に引き出しの中はギチギチになり、収納しきれなかったモノが床に散乱したりし始めるたりするわけです。

「今」と「昔」の変化に気づく

おそらく、理由なんて特になく、とにかくモノを捨てられない人は、うちの父のように実際に過去に貧しい体験をしているか、もしくはそのようなご両親に育てられて、「モノを捨てる=悪いこと」と刷り込まれた子供世代でしょうか。

もちろん他者の考えに干渉つもりは一切ないのですが、昔の考えを、何も考えずにただ受け継いでいるだけだと、将来苦労することになるんじゃないかなぁと、思うのです。

なぜ昔はモノを捨てなかったのか。

なぜ今は、「断捨離」「ミニマリスト」等が流行するのか。

いちど、その理由までしっかり考えてみることは、無駄な時間にはならないと思うのです。

うちの義母も…

はい、もちろんうちの義母も、バッチリものを捨てられないタイプです^^;

謎の壺、使ってないこたつテーブル、よくわからないオブジェ、大量の名刺、カトラリー、タオル、洋服等々…

ああ、気になる…気になりすぎる😱笑

いつか「捨てても良いよ」とのゴーサインが出たら、何から手をつけようかと考えるのがちょっとだけ楽しい今日この頃です。

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